2008.09.20 04:41:13
小野

台風一過、今日は良い天気でした。

でも気持ちはちょっと複雑です。息子①の小学校の運動会、本当は今日やるはずだったのですが、台風が来そうだったので明日に延期すると数日前に連絡があったのです。ところが現時点での明日の天気予報は曇りのち雨、蓋を開けてみなければわかりませんが、配慮が裏目に出そうです。

台風前の予想では、確かに土曜より日曜の方が晴れる確率が高く、判断は妥当であるように思われましたが、判断する時期が早すぎるようにも思われました。台風はカオスなのです。進路も速度も発達減衰の仕方もその後の天気への影響も誰にも正確に予想できません。天気予報はあてにはなりません。

私は以前大学に勤めていたときに、気象関連の研究をしている先生とたまたまいっしょの研究室だったことがあるのですが、丁度台風の研究をしている学生さんがいました。独自の台風モデルを適用することで、予測精度を上げていましたが、予測と実況との差を見ると、素人目にはとても合っているようには見えませんでした。6時間後とか9時間後の予測でこんな状況でしたから、2日後の状況となると予測はとても困難です。

台風の進路予想図というのがありますが、時間が経つにつれて円が大きくなっていきます。あれは時間が経つごとに台風が大きくなるのではなく、予測の幅が広がっていることを示します。実際の進路を辿るとわかりますが、急に進路を変えたり戻ったりすることもしばしばあります。しかし、一般人は予想円の中心を通るものと考えてしまいがちです。確率的に考えれば、短期的にはそれでもあながち間違いとは言えませんが、長期的にはフラットに近い確率分布になるので、予測時刻に台風の目が円の中心にいない確率の方がずっと高くなります。

今回は小学校が改修工事中であるため、自分のグラウンドで運動会ができないので、準備の都合上早めの判断となったようです。天気についての判断はなかなか難しいものです。私自身も何度か痛い目にあったことがあります。ただ、確実に言えるのは、台風をまたぐ天気予報はあてにしないこと、短期予報の精度はかなり高いので、天気に関する判断はぎりぎりまで遅らせること、でしょうか。

秋晴れの空をちょっと恨めしい目で見上げた今日一日でした。

 

気象庁発表の台風進路予報図

    台湾を過ぎたあたりで急カーブ、その後はほぼ真っ直ぐですが、それでも天気予報はあたらなかった。

 



  雑記
 

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